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    • フラット35 制度改革③【新築住宅は木村建設】

    前回は2022年4月以降からの制度改革についての簡単な説明でした。

    今回は2022年１０月以降(借入申込受付分)からの制度改革についてご紹介いたします。

    ※詳しい内容についてはフラット35で検索または木村建設までお問い合わせください。

    今回ご説明する１０月以降(借入申込受付分)からの制度改革は大きく分けて４つあります。

    ①【フラット35】S (ZEH)がはじまります

    ②【フラット35】の金利引下げ方法が変わります

    ③【フラット35】S 等の基準が変わります

    ④【フラット35】借換融資を利用する際、最長返済期間が延長になります（※長期優良住宅の場合）

    今回は①、②、③の内容についてご説明いたしますので、

    これから融資を検討中の方はぜひご参考になさってください。

    ① 【フラット35】S (ZEH)がはじまります

    まず初めに、フラット35 S (ZEH) は太陽光ありきです。

    なぜかというと、上の表にある右から２つ目の項目、

    【一次エネルギー消費量】の再エネ含む▲100％以上という条件をクリアできないからです。

    （※香川県の区分は基本的に『ZEH』になります。）

    対象条件を上の表を基にご説明します。

    ■【断熱等性能】の強化外皮基準（断熱等性能等級５）

    断熱性能を高めることで基準を満たすことができます。

    性能を高めるには断熱材を分厚くしたり、標準よりも性能が良い断熱材を採用したり、

    窓を小さくすることで基準となる計算に反映されます。

    ■【一次エネルギー消費量】の再エネ除く▲20％以上

    再生可能エネルギー（太陽光発電など）を除いて、

    一次エネルギー（水、ガス、石油、石炭など）の 消費量を基準よりも２０％ 以上削減します。

    キッチンの蛇口に節水できるものを採用したり、照明器具にLEDを採用したりすることで

    基準となる 計算に反映されます。

    ■【一次エネルギー消費量】の再エネ含む▲100％以上

    始めにご説明したように太陽光を設置し、

    家庭内の一次エネルギー（水、ガス、石油、石炭など）を100％太陽光発電でまかないます。

    上記の３つの項目をクリアすることで フラット35 S (ZEH) 対応住宅となります。

    フラット35 S (ZEH) 対応住宅となると下記の金利引下げが有利になります。

    ②【フラット35】の金利引下げ方法が変わります

    金利の引下げ方法がポイント制になります。上の表を基にご説明します。

    上記１～３の グループごとに当てはまるものがあれば1つのみ選択します。

    １.住宅性能で選ぶ

    このグループでは新築の方は表内、左側の３項目、

    【フラット35】S（ZEH）、【フラット35】S（金利Aプラン）、【フラット35】S（金利Bプラン）

    の中から当てはまるものがあれば選択します。（ 右側は中古リフォームが対象です。）

    木村建設の標準であれば【フラット35】S（金利Aプラン）なので２ポイントとなります。

    ※【フラット35】S の金利Aプラン、 金利Bプランのちがいについてはこちら

    ２.管理・修繕で選ぶ

    木村建設の標準であれば長期優良住宅の認定を受けることができるので１ポイントとなります。

    （予備認定マンション、管理計画認定マンションはマンションが対象です。）

    （ 表内、右側の３項目は中古リフォームが対象です。）

    ３.エリアを選ぶ

    香川県の場合、子育て支援、地域活性化に当てはまる場合があります。

    子育て支援とは、子育て世帯の方が子育て支援に取り組んでいる地域（まんのう町、東かがわ市、宇多津町、三豊市※三豊市は市内にあり登録してある事業のみ）で建設・購入する場合は２ポイントとなります 。

    地域活性化とは、高松市がコンパクトシティ形成に当てはまるため、

    高松市外から高松市内で建設・購入する場合は１ポイントとなります 。

    最後に上記１～３の グループごとのポイントを合計していきます。

    木村建設の標準であれば３ポイントの金利引下げが採用されます。

    【当初５年間は －0.5％ /年、６年目から１０年目までは－0.25％ /年】の金利引下げです。

    木村建設の標準プラスαで、【フラット35】S（ZEH）や、

    エリアを選ぶのグループで当てはまるものがあれば４ポイント以上の金利引下げが適用されます。

    ③【フラット35】S 等の基準が変わります

    【フラット35】S（ZEH）、【フラット35】S（金利Aプラン）、【フラット35】S（金利Bプラン）

    それぞれの基準が強化（一部緩和）されます。

    木村建設ではお客様のご要望に応じて

    それぞれの金利プランに対応する住宅をご提案させていただきます。

    他にも、【フラット35】借換融資を利用する際、長期優良住宅の場合は最長返済期間が延長

    になりますので気になる方はご連絡ください。

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    S.K

    2023.5.25 Category - 設計スタッフから

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